はぎしり・くいしばり
つめものがよく取れる、アゴが痛い。
などの患者さんははぎしり、くいしばりを起こしている可能性があります。
- こんな経験ありませんか?
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- ①朝起きるとアゴが痛い
- ②舌の淵にギザギザがある
- ③気がついたら歯を合わせていることが多い
- ④咬み合う面がすり減っている
- ⑤つめ物がよく取れる
- ⑥ブリッジが壊れやすく、歯が折れてしまう
歯ぎしり・くいしばりの原因
歯ぎしりは就寝中に“ ギリギリ” と歯をこすり合わせること。
そしてくいしばりは就寝中に眠らず仕事や家事、勉強中などに歯をグッとくいしばることです。
歯ぎしりも、くいしばりもそのおもな原因は「ストレス」でこころのバランスをとり、
ストレスを解消するために行う大切な防御行動だと言われています。
無意識で行われているので自覚することはまれで、家族や歯科医師などから指摘されて知る事がほとんどです。
歯ぎしり・くいしばりをほっておくと、歯を失う原因となります。
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歯を失うおもな原因として、
一般的によく知られているのは、 -
- ①虫歯
- ②歯周病
- ③過剰な力
歯ぎしり・くいしばりによる過剰な力は、知らず知らず患者さんの歯を傷め治療後の経過にも悪い影響を与えます。歯にかかる力は、たとえば女性の奥歯では60kg以上にもなるといわれています。食事の時以外にもこのような強い力が日常的に加わわり続けると硬い歯もさすがに持ちこたえられなくなり、壊れてしまうのです。
就寝時、歯への過剰な力を
予防するナイトガード
歯ぎしり、くいしばりは日中起きて(意識がある)いる時は気がつくことにより、予防する事ができますが、寝ている時はさすがに不可能です。そこで、寝ている時(無意識時)に歯へかかる負担を軽減するナイトガードを治療法として採用しております。患者さん一人一人に合わせてフルオーダーで製作いたします。 保険も適用されるので安心です。
ナイトガードを使った、
家庭でできる簡単療法
- くちびるを閉じて、歯は離すと20回ほど声を出して唱えます。(自己暗示療法)
- 高い枕は噛みしめやすくなるので、なるべく避けましょう。
- 歯科医院で作ったナイトガードを装着して就寝します。
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全身を脱力させ、1日で溜まったストレスがなくなり翌朝、
首の周りが涼しい状態で目覚める自分をイメージします。